食欲や睡眠などとの関係性|うつ病の症状を悪化させないためのセルフチェック

うつ病の症状を悪化させないためのセルフチェック

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食欲や睡眠などとの関係性

医者

専門サイトや専門の医療機関で受けられるうつ病チェックの検査項目には、数問に渡って食欲や睡眠に関するものが含まれています。なぜこれらの項目が多分に入っているのかというと、食欲や睡眠がうつ病と大きく関わっているからです。うつ病は、食欲や睡眠、言動や罪悪感など、心身のあらゆる部分に大きく関わりを持つ病気です。うつ病チェックの質問にもよく見られる食欲や睡眠などは、この病気に特に深く関わっている要素だと言えます。では具体的にどのような関係性があるのでしょうか。うつ病チェックを受けたことのある人も無い人も、今一度勉強しておきましょう。

よく「うつ病は心の病気」と言われますが、うつ病を発症させると心だけでなく体にもいろいろな症状が現れるようになります。その代表例が食欲の変化です。うつ病にかかると、食欲が急に低下したり増加したりします。この状態が続くと、体重が大きく落ちたり、増えたりしてしまいます。目安で言うと、1ヶ月の間に2.5kg以上の増減が見られた場合は注意が必要です。もちろん本人の元々の体重で基準や捉え方が変わってきますが、「うつ病の節が見られ、かつ体重が急激に変化している」と分かったら、うつ病を発症させている可能性を疑うようにしましょう。

うつ病の症状の1つに、「睡眠障害」があります。うつ病チェックの項目にも数問睡眠障害が含まれていることからも分かるように、睡眠とうつ病は深い繋がりがあります。一口に睡眠障害と言っても、うつ病における睡眠障害には2つの種類があります。1つは不眠症、そしてもう1つは早朝覚醒です。睡眠障害を抱える人の大半は不眠症であるとされています。不眠症を抱えると、眠りたいときに眠ることができず、普段の睡眠時間が大きく減少してしまいます。そうなると体調不良の原因になるだけでなく、ストレスも蓄積されてしまいます。不眠症の改善策として睡眠薬の服用が挙げられていましたが、「薬の頼るとそれに依存することになる」「薬は最終的に効き目がなくなる」という理由であまり良いイメージが持たれていませんでした。しかし現在、依存性の低い睡眠薬が開発されたことにより、服用する人の数も増加傾向にあります。もう一つの睡眠障害である早朝覚醒ですが、これは早朝に目が覚めてしまうというやや特殊な睡眠障害です。不眠症同様、睡眠不足に繋がる厄介な症状と言えます。起きてしまってから活動するまでにある程度の時間ができてしまうため、その時間に「十分眠ることができなかった」という自己嫌悪に陥ることがあります。これは早期覚醒の怖いところでもあります。改善策としては不眠症同様、睡眠薬や睡眠導入剤などの服用があります。