最悪のケースを防ぐため|うつ病の症状を悪化させないためのセルフチェック

うつ病の症状を悪化させないためのセルフチェック

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最悪のケースを防ぐため

看護師

うつ病は、心に悪い影響を与えるだけでなく、食欲や睡眠などの身体面にも悪影響を及ぼす厄介な病気です。まだ症状が軽度であったり、本人に治療する意思があったりすれば、治療して症状を改善できる可能性が十分にあります。しかし程度が重くなったとき、最悪の場合自殺行為を図るようになります。うつ病の場合、これを「自殺念慮」と言います。自殺念慮を抱えるようになると、特別な理由がない場合でも自殺したいという思いにかられてしまいます。よく聞く「自殺願望」という言葉とは違う意味合いを持ちます。自殺願望は、ストレスを溜める原因から逃避する目的で自殺という手段を取る、という傾向が多いです。しかし自殺念慮は特別な理由が無く、また理由があったとしても周囲の人には理解できないようなきっかけである場合がほとんどです。現代病と言われるうつ病には、このような恐ろしい側面があるのです。うつ病は自分の性格がある程度分かっていれば、十分予防・改善できる病気です。少しでも自分に疑いがある場合は、うつ病チェックで自分が今どのような状態にあるのかチェックしてもてもよいでしょう。最悪のケースに近づく前に、今自分が出来る方法で予防や改善に取り組んでみましょう。

うつ病のチェックを行なう際に取り入れられるのが、ハミルトンうつ病評価尺度というものです。このチェック方法には、大きく分けて4つの段階があります。まず一つ目は、生きていてもしょうがないという気持ちを抱いているかどうかです。このような気持ちを抱くようになったら、うつ病の初期段階だといえます。また、二つ目は死について考えるようになることが挙げられます。交通事故や事件などに巻き込まれて死ぬかもしれないという考えが常に付きまとうようになり、憧れすら抱くようになるのです。そして、三つ目は自殺についてより深く考えるようになることです。最後に行きたい場所や、やり残したことについて考えたり、どのような方法で自殺するかなどといった具体的な方法まで考えるようになるのです。このような考えを持つようになったら、非常に危険な状態なのでしっかり心のケアを行なう必要があります。これらの段階が進んでいくと、最後には自殺企図という最悪のケースを招いてしまいます。うつ病のケアを行なうには、このようなチェック法を用いて人それぞれに合ったケアを行なっていきます。